https://snjpn.net/archives/153894
小学校の教科書から「漢江の奇跡」を削除……韓国の歴史とは「道徳教育」である
<文藝春秋> 文藝春秋 2019年9月号
全文はこちら
▼ 記事によると…

・韓国出身のジャーナリスト崔碩栄氏の対談を企画。「韓国における歴史とは何か?」というテーマで語り合ってもらった。

・文在寅政権の歴史観において何よりも重要なのは「否定したい歴史」。否定の上に別の歴史を建てようとするので、どこまで行ってもそこにフィクション的要素が入ってきてしまうという

・「否定したい歴史」とは具体的に言えば、1948年に大韓民国を樹立した李承晩政権、そして1963年に軍事独裁政権を樹立した朴正煕政権だ

・今年、小学校の教科書から「漢江の奇跡」という文言が消えた

・韓国の経済成長が一気に進んだのは朴正煕時代であり、文在寅政権をはじめ左派がこの時代を否定するのは、非常にバランスが悪い

・崔氏は「韓国では『歴史』も『道徳』なんです。実際、『社会科』は『道徳』と同じグループの科目で、歴史を学ぶ意義は、国民全体で『民族主義の重要性』を確認することなんです。そのためには教科書で良い奴と悪い奴をはっきり区別して描いたほうが分かりやすい。だから、人物の評価軸も『善か悪か』になってしまう」と説明した

(略)