見る権利を奪わないでください…「不自由展」出展作家3組が再開求め声明

 愛知県で開催中の国際芸術祭「あいちトリエンナーレ2019」内の企画展「表現の不自由展・その後」が中止になった問題で、
企画展に出展した作家16組のうち3組が20日までに、芸術祭実行委員会に声明書をそれぞれ提出したことが判明した。
企画展の再開と声明書の会場掲示などを求めた。

 展示後に脅迫的な抗議があった、元従軍慰安婦を題材にした「平和の少女像」の作家、金運成(キムウンソン)、金曙Q(キムソギョン)夫妻も声明書を作成。
中止されるまでの3日間を「(鑑賞する)日本の人々の姿は落ち着いていた」と振り返った上で、
「脅迫に屈服する姿に、正義と真実さえ覆い隠そうとしているのではないかとの疑いを持つ」と中止を決めた実行委を批判。
「展示を見る権利を日本の市民から奪わないでください」と再開を求めた。夫妻は元慰安婦の写真を出展した安世鴻(アンセホン)氏と連名で、
実行委会長の大村秀章・同県知事らに面会も求めた。

 また昭和天皇の肖像をモチーフにした作品を出展した大浦信行氏も声明書を提出。
実行委から事前に中止説明がなかった点を「作家が蚊帳の外に置かれたまま事態が進んだ」と抗議し、
「中止は『表現の自由』をないがしろにするもので、深い議論がなされたとは全く思えない」とした。

https://mainichi.jp/articles/20190820/k00/00m/040/404000c

参考
韓国人「日本は見る権利を奪うな、脅迫で屈服させるのは真実を隠してるから」あいち慰安婦像展示
http://hayabusa9.2ch.net/test/read.cgi/news/1566343170/l50