ドイツの首都、ベルリン中心部の観光名所ブランデンブルク門前に14日、元従軍慰安婦を象徴する少女像が展示された。戦時下の女性への性暴力に抗議する活動の一環として在ドイツ韓国系団体が企画。現場では各国の観光客が多く、団体関係者は「慰安婦問題を世界に発信したい」と述べた。

 在ドイツ日本大使館は「各国には以前から(慰安婦問題を巡る)日本の立場を説明している。今後も国際的な理解を得るよう努めていく」とコメントした。
 この日は韓国人ら約100人が参加し、少女像の周囲で「慰安婦問題を忘れない」とシュプレヒコールを上げた。

 ドイツでは2016年、南西部のフライブルク市に姉妹都市の韓国・水原市が少女像設置を提案したが、同じく姉妹都市の松山市が反対の意向を伝え、フライブルク市は設置を断念した。(共同)

産経新聞
https://www.sankei.com/world/amp/190815/wor1908150011-a.html