川崎市は24日、あらゆる差別を禁止し、根絶を図る「差別のない人権尊重のまちづくり条例(仮称)」の素案を公表した。
ヘイトスピーチ対策として福田紀彦市長が導入を明言した刑事罰については、「50万円以下の罰金」とする。市の勧告、
命令に従わずにヘイトスピーチを繰り返した場合にのみ適用する仕組みを取り入れて過度の規制を防ぎ、人権擁護と表現の自由の保障を両立させる案も明記された。

 素案によると、条例では全ての市民が生き生きと暮らせるまちづくりを掲げ、人種や国籍、民族、性的指向、出身、障害などを理由にした差別の禁止を明示する。
ヘイトスピーチに関しては在日コリアン集住地区の川崎区桜本を標的にしたヘイトデモが再び行われる恐れが続いていると判断。実効性を確保するために刑事罰を導入するとした。
成立すれば全国で被害が続くヘイトスピーチへの刑事規制が初めて実現する。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190624-00000016-kana-soci

参考
【日本人へのヘイトは対象外】在日コリアンへのヘイトスピーチ「50万円以下の罰金」へ 川崎市条例案
http://hayabusa9.2ch.net/test/read.cgi/news/1561383809/l50