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さて麻生氏の報告書拒否が大炎上中であります。

13日付け朝日新聞社説は冒頭から「議論から逃げる。あけすけな小心さと幼稚な傲慢(ごうまん)さが同居する政府与党の姿には、あきれるしかない」と、安倍政権の姿勢を痛罵します。

(朝日社説)
 1週間前に自慢げに紹介した有識者の報告書を、選挙の逆風になるとみるや一転してこき下ろし、受け取りを拒む。相次ぐ批判も報告書ごと「なかったこと」にして、議論から逃げる。あけすけな小心さと幼稚な傲慢(ごうまん)さが同居する政府与党の姿には、あきれるしかない。

毎日新聞社説も「『2000万円』報告書を拒否 将来不安から逃げる政府」、日経新聞社説も「『資産形成のすすめ』から政府は逃げるな」、いずれも政府の姿勢を批判します。

産経新聞社説も「老後『2千万円』 厳しい現実に目背けるな」と本件を取り上げていますが、その批判の対象は政府の姿勢ではなく野党の姿勢です。

(産経社説)
 野党は報告書について「『100年安心』は嘘だったのか」と揚げ足取りに終始している。だが公的年金は元来、老後資金の全てを賄う設計とはなっていない。この大原則は民主党政権時も同様で、知らないはずはない。
 老後に必要な資金額を紹介し、自助努力を促すことは本来、当然のことである。

読売新聞以外が社説にて取り上げています。

(各紙社説)

(略)