【北京=西見由章】自民党の二階俊博幹事長は29日、訪問先の北京で記者会見し、6月に大阪で開かれる20カ国・地域(G20)首脳会議に出席する中国の習近平国家主席に関して、国賓として再度の来日を要請したことを明らかにした。

 二階氏は「先方の都合のよい時に、改めてわが国にお迎えしたいとの意向を(中国側に)伝えた」と述べた。河野太郎外相は今月中旬に訪問先の北京で、習氏の6月の来日にあたっては国賓待遇を見送る方針を示していた。

 二階氏は安倍晋三首相の特使として訪中し、24日に習氏と会談。27日まで開かれた中国の巨大経済圏構想「一帯一路」の国際フォーラムにも出席した。二階氏は記者会見で、一帯一路について「大きなポテンシャル(潜在力)があり、われわれはこの構想を支持する」と改めて評価した。

産経新聞
4/29(月) 22:10配信
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