9日告示の衆院大阪12区補選(21日投票)に無所属で出馬する宮本たけし衆院議員の事務所(大阪府寝屋川市)に8日夜、自由党の小沢一郎代表や日本共産党の志位和夫委員長、服部良一社民党府連代表・元衆院議員、村上史好衆院議員(立憲民主党)らが激励に駆けつけました。自由党と社民党府連は宮本氏の推薦を決めています。

 小沢氏は「宮本さんの決断を聞いたときは感動した。心から敬意を表したい。野党統一候補としてたたかう意味でも皆さんで応援して何としても勝利をかち取りましょう」と激励。志位氏は「沖縄3区とあわせて二つの補選で市民と野党の共闘の統一候補が勝てば大きなインパクトになる。参院選の共闘も前進する。安倍政権に退場の審判を下すスタートとして何としても勝ち抜きたい」と述べました。

 「宮本さんはよく決断していただいた。大阪の政治はむちゃくちゃだ。今回を一つの転機としてたたかっていきたい」(服部氏)、「新しい野党統一の流れを宮本さんにつくっていただきたい。われわれとしてもそのために頑張る」(村上氏)と激励しました。

 宮本氏は「市民と野党の共闘を前に進めるために大阪12区で安倍政権に厳しい審判を下したい」と応じました。

しんぶん赤旗
2019年4月9日(火)
https://www.jcp.or.jp/akahata/aik19/2019-04-09/2019040901_02_1.html