希望の党顧問の中山恭子元拉致問題担当相(79)=比例代表=が、改選を迎える夏の参院選に出馬しない意向を固めたことが7日、分かった。8日にも正式表明する。
 中山氏は不出馬の理由として世代交代の必要性を挙げ「若い人にバトンタッチしたい」と複数の関係者に伝えている。参院の任期満了と同時に政界を引退し、文化交流事業などに携わる意向という。

 中山氏は平成19年に自民党から出馬し初当選。22年に自民党を離党し、たちあがれ日本、旧日本維新の会、次世代の党などを経て29年9月、小池百合子東京都知事による旧希望の党の結成に参加した。
 希望の党の所属議員は衆参計5人。中山氏のほか、行田邦子幹事長(参院埼玉選挙区)が夏の参院選への不出馬を表明しており、党内には日本維新の会への合流を模索する動きもある。

産経新聞
https://www.sankei.com/politics/amp/190408/plt1904080015-a.html