https://snjpn.net/archives/107817
「日本越え」韓国経済の落とし穴

▼記事によると…

・韓国経済の2018年の成長率は、前年の3.1%増から2.7%増へ減速した。この数字は2年ぶりとなる3%割れのみならず、2012年に記録した2.3%増以来の低成長率だったことから、景気の停滞感を強く感じさせた。

・ただ、それでも1%程度の成長ペースを巡航速度とする日本と比べれば、韓国の成長率ははるか高い。

韓国「日本越え」シナリオの現実味
・今後も日本の1%成長、韓国の3%成長が続けば、10年余りで両国の経済水準(1人当たりGDP)に差がなくなる計算となり、これに円安ウォン高が加われば、数年で韓国が日本を追い越すというシナリオも現実味を帯びてくる。

・最近の韓国は、北朝鮮に対する独自のアプローチで明らかとなったように、日本バッシングならぬ「日本パッシング(無視)」の傾向が見られるという指摘もあるが、その背景には、こうした経済面における日本の優位性の低下、少なくとも韓国側から見れば永年の目標であった日本へのキャッチアップを達成した感があるのかもしれない。

2019年4月3日(水)17時00分
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2019/04/post-11923.php

(略)