9月13日告示、30日投開票の沖縄県知事選で、自由党幹事長の玉城(たまき)デニー衆院議員(58)=沖縄3区=が29日、那覇市で会見し、立候補を正式に表明した。急逝した翁長雄志(おながたけし)知事を支えてきた「オール沖縄」勢力の支援を受ける見通し。玉城氏は「翁長知事の遺志を継ぎ、辺野古の新基地建設を阻止する」と語った。

知事選には、安倍政権が全面支援し、自民、公明両党が推薦する前宜野湾市長の佐喜真淳(さきまあつし)氏(54)がすでに立候補を表明している。選挙戦の構図は、玉城氏と佐喜真氏の対決が軸となりそうだ。

 玉城氏はラジオDJや沖縄市議を経て、2009年に衆院議員となり現在4期目。米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古への移設に反対の立場をとっている。

朝日新聞
2018年8月29日16時28分
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