https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180802/k10011561091000.html

9月の自民党総裁選挙への対応をめぐって、竹下派は2日、所属する衆議院議員から意向を聞き取った結果、安倍総理大臣を支持する意見が大勢を占めました。石破元幹事長を支持することで調整を進める参議院側も含め、残る所属議員から聞き取りを行ったうえで、来週9日に対応を表明したい考えです。
自民党総裁選挙への対応を決めていない党内第3派閥の竹下派は2日、会長を務める竹下総務会長が、所属する衆議院議員およそ20人から意向の聞き取りを行いました。

出席者からは「安倍総理大臣に対する外国の信頼感は高く、代える必要はない」とか「税収も上がっており、経済政策も評価できる」など、安倍総理大臣を支持する意見が大勢を占めました。

また、「衆議院側と参議院側が一致した対応をすべきだ」という意見も出されましたが、石破元幹事長を支持する議員はいなかったということです。

このあと、竹下氏は記者団に対し、「きょう、話をすることはない」と述べるにとどめる一方、会長代行を務める茂木経済再生担当大臣は「おおかたの意見は一致しているように感じた」と述べました。

竹下派では、石破氏を支持することで調整を進める参議院側も含め、来週7日に、残る所属議員から聞き取りを行ったうえで、9日に対応を表明したい考えです。