◆行政文書開示促進の改正案 立民と国民 参院に提出
2018年7月5日 21時06分 NHK

森友学園や加計学園をめぐる問題を受けて、立憲民主党と国民民主党は、国会が求めた行政文書が提出されない場合、政府の判断が適正かどうか、衆参両院に設置されている「情報監視審査会」に審査を求めることができるなどとした法律の改正案を参議院に提出しました。

森友学園や加計学園をめぐる問題で、立憲民主党と国民民主党は、国会が行政文書の提出を求めた際、開示されなかったり大半が黒塗りだったりしたケースが見られたとして、文書の開示を促進するための法律の改正案を、参議院に共同で提出しました。

改正案では、国会が求めた行政文書が提出されない場合、政府の判断が適正かどうか、衆参両院に設置された国会議員による「情報監視審査会」に審査を求めることができるなどとしています。

国民民主党の大野元裕参議院議員は記者会見で、「政府による公文書の扱いの是正や信頼回復に向けて、立法府としても手を貸していきたい」と述べました。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180705/k10011510871000.html