◆5歳女児死亡 虐待防止へ野党が改正案を提出
2018年6月26日 17時09分 NHK

東京・目黒区で、5歳の女の子が両親から十分な食事を与えられずに死亡した事件を受け、立憲民主党などは、虐待の相談や調査にあたる児童福祉司を増員するための規定などを盛り込んだ法律の改正案を衆議院に共同で提出しました。

立憲民主党など野党6党派が提出した改正案では、児童相談所で虐待の相談や調査にあたる児童福祉司が不足しているとして今の配置の基準を見直す規定などを盛り込んで、およそ1200人増員するとしています。

また、児童相談所と警察の連携を強化する協定の締結を促すほか、児童相談所の所長に、虐待の疑いがある児童などが転居した場合、転居先の児童相談所への情報提供を義務づけるなどとしています。

改正案を提出した国民民主党の岡本充功衆議院議員は「与党にも、問題意識を共有し、前向きに対応してもらえると信じている」と述べました。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180626/k10011496351000.html