財務省と内閣府が12日発表した4〜6月期の法人企業景気予測調査は、大企業の全産業の景況判断指数(BSI)が下降を示すマイナス2.0と、4四半期ぶりのマイナスとなった。前回調査時に見込んでいたプラス0.3を下回った。

 一方、見通しは7〜9月期がプラス6.9、10〜12月期がプラス7.9だった。

 4〜6月期の中堅企業のBSIは全産業でマイナス1.0、中小企業はマイナス10.6となり、いずれも前回調査時の見込みを下回った。

 BSIは景況感が「上昇」したとみる企業の割合から「下降」したとする企業の割合を差し引いた指数。調査時点は5月15日で、約1万3千社が回答。

共同通信
2018/6/12 09:23
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