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　立憲民主党の辻元清美国対委員長は７日の党代議士会で、自民党が、麻生太郎財務相が出席する衆院財務金融委員会の開催に応じないとして、「今度は『麻生隠し』だ」と、批判した。

　野党側は、森友学園をめぐる文書改ざん問題を受けて、閣僚給与１年間の返上だけにとどまった麻生氏の辞任を求め続ける方針を、確認している。

　辻元氏はまた、与党が早期の衆院通過を目指す、いわゆる「カジノ法案」についても、８日に委員会採決を模索する動きがあるとして、「麻生隠しに、カジノ、ギャンブル政権だ。安倍政権は、『うそつき政権』からどんどん進化している」と指摘。衆院内閣委員会での採決を阻止するとして、同委員会に所属する同党の阿部知子議員を引き合いに、「野党はいい『アベ１強』で頑張る。絶対に採決させない」と訴えた。

　与党は、カジノを含む統合型リゾート施設（ＩＲ）整備法案を、今国会で成立させたい構え。一方の野党側は、衆院内閣委員長の解任決議案を提出するなどして対抗し、徹底抗戦する方針だ。