6/1(金) 14:58配信 TBS News

https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20180601-00000044-jnn-pol
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 財務省の決裁文書改ざん問題をめぐって、政府は国会答弁などで“改ざん”という言い方はせず、“書き換え”という表現を使っていますが、公文書管理を担当する梶山大臣は1日朝の会見で思わず“改ざん”と発言し、すぐさま撤回する場面がありました。

 「今年になって出た事案として、財務省の改ざんの問題がありますので・・・」(梶山弘志地方創生担当相)

 1日朝の閣議後の会見で、森友学園問題をめぐり大阪地検特捜部が財務省の幹部らの起訴を見送ったことなどに質問が及んだ際、梶山大臣はこのように「財務省の“改ざん”問題」と表現しました。

Q.大臣、今、財務省の“改ざん”とおっしゃったが、これもう、改ざんということ?
 「いやいや、ごめんなさい。どういう調査が出てくるかということになるが、皆さんが使っている言葉を使ってしまいました」(梶山弘志地方創生担当相)

 梶山大臣はさらに「決済後の文書を“書き換える”という言葉に直してください。今、不用意に使ってしまいました」と“改ざん”発言をすぐさま訂正しました。

 一方、梶山大臣は、公文書改ざんの再発防止策について「財務省から調査結果が出てくれば、そう時間をおかない形で方針を決めてもらいたい」と述べ、早期に対策をとりまとめたい考えを示しました。(01日11:57)