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5月24日の参議院総務委員会で元民進党の立憲・杉尾秀哉議員から「愛媛文書」の真偽について「ウソだと思うか」と質問された野田聖子総務相が「メール事件ていうのがございました」と切り返す場面がありました。

「メール事件ていうのがございました」

杉尾議員は質疑の序盤で愛媛県が提出した文書に触れ「あの文書はですねぇ。大臣あれ、ウソだというふうに思われますか」と質問。

これに対し詳細な報告を受けていない、真相究明すべきとの見解を示した野田総務相でしたが、杉尾議員は食い下がります。

「一般論としてでいいんですがぁ」として愛媛県が虚偽の内容を行政文書として書くと思うか、と質したのです。

再び「事実関係承知していないので」と答弁を控える野田総務相。しかし杉尾議員は質問を止めません。「総理が答弁でですねぇ、否定されるんであればあ」などとして、安倍首相か加計学園のどちらかが虚偽の説明をしたことになる、と指摘し再度の答弁を要求。

ここで野田総務相は「メール事件」を持ち出してこのように述べていました。

野田「あの、ちょっと横道にそれますけれどもかつて、あの、国会議員のひとりとして、メール事件ていうのがございました。」

メール事件という前例を元に慎重な対応が必要だ、とする野田総務相に対し杉尾議員は「だからね、そのぉ」「関係者全員、やっぱり、来てもらえばいいと思うんですよ」と文書の真偽とは別の話に移した後、「ま、これぐらいにしますけれども」として次の話題に移っていました。

(略)