https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180521-00000072-asahi-pol

国民民主党と支持組織の連合は21日、結党後初めての幹部同士による意見交換会を都内で開き、
来夏の参院選に向けて連携を強める方針を確認した。ただ、国民の政党支持率は低迷し、
「政権交代可能な大きな固まり」をめざす両者の目標は遠いままだ。

国民の大塚耕平、玉木雄一郎両共同代表と連合の神津里季生(こうづりきお)会長はこの日、
参院選の政策協定作りを進める方針を確認した。

ただ、朝日新聞が19、20日に実施した世論調査で政党支持率は1%に。公明や共産の3%を下回り、
「国民民主に期待するか」との質問では「期待しない」が69%で、「期待する」の21%を大きく上回った。

神津氏は会合で、「力が認知されていないことを反映している。直視しなければならない」と語った。
玉木氏は会合後、党幹部が全国を回って政策を訴えていく中で、支持率の向上を目指す考えを示した。

参院選に向けて急いだ合流が支持されず、候補者の擁立や野党間の調整では厳しい状況が続く。
足元では不安が広がり、来夏に改選を迎える参院議員は「このまま支持率1%が続くと、身の振り方を
考えなければいけない」と話している。