http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00391457.html

野党側の欠席が続いていた国会は、加計学園問題をめぐる柳瀬元首相秘書官の参考人招致を10日に行うことで与野党が合意し、8日から正常化することになった。

立憲民主・辻元国対委員長「もやもや感を払しょくするための、生みの苦しみだったと思う」
自民・森山国対委員長「あすから正常化するのは、非常にありがたい」

大型連休明けの7日、与野党は、国会の正常化に向けて、断続的に協議を行った。

夕方には、大島衆議院議長と、自民・立憲民主両党の国対委員長が会談し、加計問題をめぐって、柳瀬氏の参考人招致を10日に、衆参両院の予算委員会で行うことを確認し、野党側が8日から、審議に復帰することになった。

この過程で与党側は、柳瀬氏が出席しての質疑に、加計学園の獣医学部新設は妥当だと主張している、八田国家戦略特区ワーキンググループ座長の出席も求め、野党側が反発したが、質問時間を調整することで折り合った。

また与野党は、森友学園問題をめぐる、財務省の改ざん前の文書を、来週末までに、国会に提出させることでも合意した。

野党側は、8日の衆議院本会議から審議に復帰し、2週間半ぶりに、国会が正常化する。