http://www.buzznews.jp/?p=2116472

http://www.buzznews.jp/wp-content/uploads/2018/04/x180427-003.jpg.pagespeed.ic.eWnXRMP8mF.jpg

4月27日の朝、「自公は壊れてるみたい」「国民をこれだけ馬鹿にして」などと、働き方改革の審議をTwitterで厳しく批判した立憲民主党の阿部知子衆議院議員に対し、「国会に出て言ったらどうだ」「国民を馬鹿にしてるのは野党の方じゃないか」といった怒りの声が殺到しています。

阿部議員は4月27日の朝、このようにツイート。

阿部「今日は主要野党を除いて、自民党、公明党、維新だけで働き方改革本会議とか?自公は壊れてるみたい、国民をこれだけ馬鹿にしておいて、働き方改革が大事とは本末転倒。所詮働かせ方改革だから、働く側の反対の声は聞かなくてもよいと思ってるのがバレバレ。予算委員会総理入りも茶番、お手盛り。」

「自公は壊れてるみたい」「国民をこれだけ馬鹿にして」「本末転倒」「バレバレ」「茶番」「お手盛り」と与党を罵るかのような内容であったことから、阿部議員の発言には不快感を抱いた人が多かったようで、午後の時点で500以上のリプライが寄せられ、その殆どが立憲民主党をはじめとする国会審議を拒否し続けている野党や阿部議員に向けられた苦言という状態になっています。

「野党ズル休み17連休」と書かれた日刊紙の画像を添付して審議拒否を批判する声や「Twitterじゃなくて国会に出て言って下さいよ」「国会サボった上に愚痴を言うとは」といった呆れと共に目立っているのが阿部議員の「自公は壊れてるみたい」「国民をこれだけ馬鹿にしておいて」の部分に反応する人の多さで、「有権者を馬鹿にしてるのは立憲民主党じゃないか」「働かないあなた方が一番国民を馬鹿にしてますよ」「壊れてるのはお前ら立憲民主党の考え方だ」といった辛辣なコメントが相次いでいます。

一方で審議に応じないままGWに突入する格好となった野党への世論が厳しさを増していることから、こうした空気を察知したのか中には釈明らしき言葉を並べる議員も出始めています。

立憲民主党に入党したばかりの杉尾秀哉議員は「今、与野党の国対間で様々なやり取りをしていますので、どうかご理解頂けると幸いです」また希望の党の柚木道義議員は「国会強行審議を拒否しても、公務は朝から晩までギッシリ入っています」とそれぞれFacebookでアピール。

野党の中にもこうした議員が出始める中、より一層強い口調で与党を非難した阿部議員に怒りの声が押し寄せるのも当然と言えますが、強まる野党批判に折れるかのように審議に応じれば支持者からの失望を招くのも必定なだけに、GWを挟んだ攻防への注目が更に高まりそうです。