日本銀行は金融政策決定会合でいまの大規模な金融緩和策を維持することを決めました。一方で、これまで「2019年度頃」としてきた2%の物価上昇の達成時期については事実上、撤廃しました。

 日銀は金融政策決定会合で大規模な金融緩和策の現状維持を賛成多数で決めました。一方で、2%の物価上昇の達成時期の見通しについては、これまで「2019年度頃になる可能性が高い」と明記してきましたが、今回、この文言を削除しました。

 2%の達成時期をめぐってはこれまでに6度も先送りしてきましたが、いまも0.9%と2%にはほど遠いことから、達成時期を事実上、撤廃した形です。


TBSニュース
55分前
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