NHK NEWS WEB　4月10日 11時39分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180410/k10011397211000.html

今月２７日の南北首脳会談を前に、河野外務大臣は、１０日から就任後初めて韓国を訪れ、
カン・ギョンファ（康京和）外相と会談し、北朝鮮の非核化に向けた取り組みのほか、拉致問題の解決を
首脳会談で取り上げるよう要請する考えを明らかにしました。

河野外務大臣は、閣議のあと記者団に対し、１０日夜から就任後初めて韓国を訪れ、１１日、
カン・ギョンファ外相と日韓外相会談を行うことを明らかにしました。

そのうえで、河野大臣は、北朝鮮の非核化に向けて、完全かつ不可逆的で検証可能な核や弾道ミサイルの放棄を
実現するため、最大限の圧力を維持する方針を確認するほか、拉致問題の解決を、今月２７日に開催される
南北首脳会談で取り上げるよう要請する考えを示しました。

また、河野大臣は、拉致問題について、「日韓だけでなく、ほかの国の拉致被害者もいるし、
アメリカにも拘束者がいる事案がある。あらゆる機会を通じて、問題を提起し、解決していきたい」と述べ、
国際社会の人権問題として、北朝鮮に解決を求めていく考えを示しました。


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https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180410/k10011397231000.html