河北新報 2018年04月10日火曜日
https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201804/20180410_21011.html

 任期満了に伴う弘前市長選は8日投開票の結果、無所属新人の元市職員桜田宏氏(58)が、
無所属新人の元市議畑山聡氏(63)、3選を目指した無所属現職の葛西憲之氏(71)を破り、初当選した。
 桜田氏は「市民生活を第一に」を合言葉に、中核病院の早期整備や農機具の購入補助制度の創設などを掲げた。
立候補表明は告示の約2カ月前とやや遅れたが、市議や支援者らと共に草の根運動を徹底し、
現市政への批判票も取り込んだ。

 畑山氏は周辺市町村と連携した大企業の誘致を公約の柱に据え、「市民所得の倍増に努める」と
呼び掛けたが、広がらなかった。
 葛西氏は観光客の増加といった実績を強調。喫緊の課題に挙げた医療、福祉、農業などの担い手不足への
対策を訴えたものの及ばなかった。

 当日の有権者は14万7061人。投票率は53.4%で、前回を15.05ポイント上回った。

 ◇弘前市長選開票結果(選管最終)
当  44,603桜田  宏 無新
   28,739葛西 憲之 無現
    4,537畑山  聡 無新


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河北新報 2018年04月03日火曜日
https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201804/20180403_21032.html


弘前市長選/弘前市議補選 あす投開票 市長選、現新3氏が最後の追い込み /青森

毎日新聞 2018年4月7日 地方版
https://mainichi.jp/articles/20180407/ddl/k02/010/128000c