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4月5日に行われた会見で、民進党の大塚耕平代表が総選挙についての考えを問われ「本気で求めてます」と意欲を見せる場面がありました。

「本気で総選挙求めてます」

大塚代表は会見冒頭から安倍政権を「ウソつき内閣」と呼び厳しく批判していましたが、総選挙についての発言は記者からの質問に答える形で飛び出していました。

これは民進党が打ち出している新党結成構想について、今のところ無所属の会を除けば民進党に衆議院議員がいないことから新党の結成を通じて衆議院議員の出戻りを期待しているだけなのか、それとも本気で総選挙を求めているのか、と問われた際に「いや、本気で求めてます」と意気込みを示したというもの。

記者は希望の党との合流が見込まれている新党結成について「よくわからない」「国民に何も伝わらないと思う」と否定的な見方を崩しませんでしたが、大塚代表は「しっかりと伝わるように努力したい」とあくまで前向きで、新党結成と総選挙を通じて「新しい民主党」の党勢拡大に期待をかけている様子を窺わせていました。

大塚代表は3月15日の会見でも安倍首相の退陣を前提に「新しい首相が誕生すれば、政権の正当性を担保するためにも、総選挙はそう遠くないうちに行われなければならない」と述べていたことから(関連記事)今回改めて総選挙への前向きな考えを見せた点に新味はありませんが、大塚代表は参議院議員。

参議院議員である大塚代表による総選挙への意欲的な発言を、支持率低迷にあえぐ希望の党の衆議院議員や再び選挙戦を戦うことになる無所属の会の議員らがどのように受け止めるのか、注目されます。

(略)