日教組は23日、東京都内で臨時大会を開き、来年夏の参院選比例代表に、元職の水岡俊一氏(61)を立憲民主党から擁立することを決めた。今期限りで引退する神本美恵子参院議員(民進)の後継となる。水岡氏は民進党を離党した上で立憲に公認申請する。
 連合傘下の労組で立憲からの組織内候補擁立を決めたのは、私鉄総連に続き2例目。日教組の清水秀行書記長は大会後の記者会見で「選挙に勝つための戦略として現段階で立憲しかないと判断した。連合も理解してくれている」と述べた。
 水岡氏は兵庫県教組出身。2004年参院選兵庫選挙区に旧民主党公認で立候補し、初当選。野田内閣で首相補佐官を務め、16年参院選に民進党から立候補したが落選した。

https://www.jiji.com/jc/article?k=2018032301063&;g=pol