産経ニュース 2018.3.24 12:19
http://www.sankei.com/politics/news/180324/plt1803240011-n1.html

 安倍晋三首相は24日午前、海上保安庁の幹部職員を養成する海上保安大学校(広島県呉市)の卒業式で
祝辞を述べ「法の支配にのっとった自由で平和な海を、後世に引き継いでほしい」と呼びかけた。
安倍首相の祝辞の内容は、次の通り。

 本日、海上保安大学校本科卒業式および特修科終了式にあたり、祝辞を述べる機会を得たことを、
内閣総理大臣として大変うれしく思います。

 卒業生・修了生諸君、卒業おめでとう。

 諸君が、この海上保安大学校からいかりを揚げ、海上保安官として前途洋々たる航海に船出するに際し、
一言、はなむけの言葉を申し上げます。

 わが国と世界を結び、恵みの源である海。古来より、わが国は、海を愛し、海に守られ、発展を遂げてきました。

 しかし、先の大戦で、わが国の周辺海域は、灯台は破壊され、沈没船が航路をふさぎ、大量の機雷が
浮遊する暗黒の海と化してしまいました。

 諸君の先輩たちは、再び日本の海を拓くことが祖国の復興に繋がると信じ、機雷の掃海という
極めて困難な任務にもひるむことなく、命を賭して、この危険な海に立ち向かい、恵みの海を取り戻しました。


(続きは記事元参照。全6ページ)

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NHK NEWS WEB 3月24日 12時07分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180324/k10011377371000.html