有料会員限定記事 2018年3月19日07時42分
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 18日午後の東京・新宿駅西口。「安倍内閣は退陣を!」のプラカードを掲げた聴衆が駅前の歩道を埋め尽くした。立憲民主党の長妻昭代表代行がマイクを握り、「自民党は『佐川事件』と命名したそうだが、トカゲのしっぽ切りで終わらせていいのか。徹底的にうみを出し、真相を究明する。これが絶対に必要だ」と声を張り上げた。

 街頭演説会に出席した共産党の志位和夫委員長は演説後、「(内閣支持率は)どんどん下がると思う。安倍首相は(文書改ざんの)真相究明に誠実な対応を示し、全面的に協力すべきだ」と記者団に強調した。

 主催したのは、3年前に安全保障法制に反対する国会前デモを率いた学生や学者たちだ。解散した学生団体SEALDs(シールズ)の中心メンバーだった奥田愛基さんは演説で、「安倍政権に賛成とか反対とかのレベルじゃない。2015年の時のようにもう一回国会前に集まろう」と呼びかけた。
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