http://www.buzznews.jp/?p=2115633

http://www.buzznews.jp/wp-content/uploads/2018/03/180309-004.jpg

3月9日の衆議院内閣委員会で質疑に立った自民党の杉田水脈議員が、2月下旬にソウル市などが公開していた日本軍が朝鮮人慰安婦を虐殺した事実を示しているとされる映像について取り上げると共に、日本国内の団体にも言及して政府に対応を求めていました。

慰安婦映像を国会で取り上げ

問題の映像は2月27日にソウル市庁で開催された「韓中日日本軍慰安婦国際カンファレンス」で公開されたもので、これについて日本国内では既に事実と異なるとの指摘が為されており、自民党の片山さつき参議院議員も3月5日にTwitterでこう語っています。

片山「2月27日、韓国ソウル市・ソウル大が「旧日本軍の朝鮮人慰安婦虐殺映像」として公表した画像、こちらが #米国国立公文書記録管理局 の1944年9月15日説明文の原典 http://catalog.archives.gov/id/16221 「中国兵が、死んだ日本の兵、民間人、女性、子どもの靴下を剥いでいる」 ご確認ください。」

杉田議員はこの映像について3月9日の内閣委員会で取り上げ、「全くこれ、偽物なんですけれども、これについて日本政府はどのような対応をしていらっしゃいますでしょうか」と政府の動きを質していました。

すると答弁に立った内閣大臣官房政府広報室長は「外務省と関係省庁と緊密に連携しつつ最も効果的な方法で戦略的な広報を行ってまいりたい」と一般論を述べただけでした。

杉田議員は「対外政府広報費はこういうことにもしっかりと使われていかないといけない」と苦言を呈し次に問題の映像が公開されたソウルでのイベントに参加していた日本の団体について政府は把握しているのか、と尋ねましたがここでも広報室長は「よく存じておりません」という答え。

更に「日本国内の団体がこういったことを広げていっているということに関して抑え込むためにどういう手立てがあるんでしょうか」と質問した杉田議員に対し「原則的には表現の自由」と返していました。

杉田議員は「ねつ造やウソをばらまく表現の自由はない」「国益を損なっているからしっかりとした対処をして頂きたい」と求めていました。

(略)