朝日新聞デジタル 2018年2月18日19時45分
https://www.asahi.com/articles/ASL2J5FM7L2JUNHB00R.html

 東北大学の雇い止め問題を巡り、同大で働く有期雇用の非正規職員2人が16日、
同大と里見進総長ら幹部8人を労働基準法違反の疑いで仙台労働基準監督署に告訴した。
5年を超える有期雇用を認めない同大の就業規則のため、2人は3月末に雇い止めになるという。

 2人はともに40代の男性事務補佐員。告訴状によると、大学側は2015〜17年に就業規則を
4回変更した際、同法に基づき「労働者の過半数を代表する者」から意見聴取。
しかし、この代表者を選ぶ選挙に非常勤講師やアシスタントを含めておらず、変更手続きは違法だとしている。

 改正労働契約法では、通算5年を超えて働く有期職員は、無期雇用への転換を要求できる。
今年4月から効力を発揮するのを前に、同大は5年を超えて契約更新できないよう就業規則を変更していた。


(続きは記事元参照)