http://www.buzznews.jp/?p=2114829

http://www.buzznews.jp/wp-content/uploads/2018/02/180205-005.jpg

茂木敏充経済再生担当相の線香問題で議員辞職を促していた希望の党・玉木雄一郎代表が、2月4日の衆議院予算委員会で自らの慶弔費問題に触れなかった上、安倍首相に対しては苦言を呈し「丁寧に真摯に」説明するよう要求していました。

自らの説明責任果たさず安倍首相に丁寧で真摯な説明を要求

玉木代表は茂木経済再生担当相の線香問題に対し、「出処進退を大臣自らご判断をされるべき」と議員辞職すべきとの見解を示していたにも関わらず、その後自身の慶弔費問題が浮上するとブログで「政治資金に関する事務所コメント」を発表、問題なかったとの主張を明らかにしてはいるものの、予定していた会見を取り止めたと報じられたことから説明責任を果たすよう強い批判を浴びており（関連記事）、2月4日の予算委員会で慶弔費問題に言及するかどうか注目を集めていました。

しかし、この日1時間以上に及んだ質疑で玉木代表はコインチェック社問題や働き方改革、それに憲法などを取り上げていましたが、自身の慶弔費問題には触れなかった上に、冒頭では安倍首相に対し「丁寧に真摯に」説明するよう求めていたのです。

これは立憲民主党・逢坂誠二議員への安倍首相答弁に苦言を呈したもので、「先程の逢坂議員とのやり取りを聞いていてすこし残念だったのは丁寧に真摯に説明するということだったのに、選挙前に戻られているような印象を受けた」と指摘。森友学園問題に関する報道を批判していた安倍首相（関連記事・関連記事）に対し「誤報とか何とかではなく、やっぱり真摯に説明をして頂きたい」と要求していました。

茂木経済再生担当相に対しては議員辞職を決断するよう示唆していた玉木代表ですが自らの慶弔費問題では会見を中止し説明責任を果たすよう求められているにも関わらず、国会では逆に安倍首相に丁寧な説明を求めるという政治姿勢がどのように判断されるのか注目されます。

尚、安倍首相からはその後「私が言ったことが何か正確性を欠いているかの如くの指摘がありましたがそれは違う」と反論されていました。

（略）