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麻生太郎財務相が1月25日、公式サイト「きょうたろう」を12月7日以来1.5ヶ月ぶりに更新し、与野党の質問時間配分に関する意見を述べています。

これは「例会挨拶」の要旨を綴った中に含まれているもので、麻生財務相は「憲法の議論を深めていくことが大事」「自分の言葉できちんと説明できるようにしてほしい」などと例会で語ったといい、その中に与野党の質問時間配分についての考え方が含まれています。

麻生「また、国会での質問時間(の割り振り)については、多くの支持を得て代表者として議席を与えられた者が質問できないのはおかしいのではないか。これは普通の話だ。これまでの経緯も踏まえながら、きちっと話をしてもらいたいと思う。」

与野党の質問時間配分を巡っては昨年、「与党2:野党8」から特別国会で「与党36%:野党64%」となっていましたが、今回与党側が「5:5」を要求し紛糾していました。

1月25日には結局「与党3:野党7」で折り合ったと報じられていますが、「支持を得て議席を与えられた者が質問できないのはおかしい」という麻生財務相の主張も一定の理解を得ていることから、野党が今国会で前年に引き続き森友・加計学園問題のような追及を繰り返せば、野党への支持が更に低下する可能性も否定は出来ません。