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朝日新聞社広報部の公式Twitterアカウントが1月15日、作家の百田尚樹氏のツイートに対し「発言に強く抗議します」と非難しています。

「朝日新聞社 広報」のTwitterアカウントは1月15日の夕方、このように百田氏に抗議。

朝日「「朝日の読者も日本の敵だ」と作家の百田尚樹さんが発信していますが、特定の新聞の読者を敵視するような差別的な発言に強く抗議します。私たちはこれからも建設的で多様な言論を尊重し、読者とともにつくる新聞をめざします。」

ツイートには百田氏が1月13日に流していたこんな発言が添付されています。

百田「これは首を賭けてもいい。もし、中国と日本が軍事衝突をすれば、朝日新聞は100パーセント、中国の肩を持つ。朝日新聞は日本の敵だが、そんな売国新聞を支えている朝日の読者も日本の敵だ。」

百田氏のツイートは反響を呼び、1月15日夕方までに4,700回を超えるリツイートに加え10,000回以上の「いいね」がつけられていますが、朝日新聞ではこれを「特定の新聞の読者を敵視するような差別的な発言」と表現し糾弾している形です。

朝日新聞はこのところ強硬な姿勢が目立っており、2017年11月21日には足立康史議員の「朝日新聞、死ね」「ねつ造」発言や小川榮太郎氏の著書を問題視しそれぞれに申入書を送付、小川榮太郎氏の件はその後訴訟に発展しています。

また1月9日にも「月刊『FACTA』」に対し訂正を申し入れたと告知しており(関連記事)、今回の百田氏への抗議はこれに続くもの。

短期間の間に申入れ、抗議、そして提訴と活発な動きを見せる朝日新聞の姿勢がどのように評価されるのか注目されます。