http://www.sankei.com/premium/news/180111/prm1801110007-n1.html

 韓国政府が9日、慰安婦問題をめぐる日韓合意について、日本側に再交渉は求めない一方で、日本政府が拠出した10億円と同額を韓国政府として拠出するとの対応方針を表明した。さて、これを在京各紙の社説はどう取り上げるかと注目していたところ、産経、読売、朝日各紙が早速、10日付朝刊でそれぞれ次のように書いていた。

 「いわれのない要求に拒否を貫くのは当然だ。(中略)問題を蒸し返す新方針などありえない」(産経)

 「自ら果たすべき約束は棚に上げ、日本側にさらなる譲歩を求める。韓国の文在寅政権の態度は、外交常識に外れ、非礼である」(読売)

 「韓国政府として今後どうするのか明確な考え方が見えない。理解に苦しむ表明である」(朝日)

 あの朝日ですら、やんわりと韓国政府を批判し首をかしげていた。それだけ韓国のやり方は、異質で意味不明だということである。それどころか、韓国側の外交当局も、文大統領や康京和外相が何をやりたいのか把握できていないようだ。

(略)