0001赤旗@cure happy ★
2017/12/13(水) 21:43:23.26ID:CAP_USER9田村氏は、2008年から10年で全国の肉用牛の飼養戸数は3万300戸減り5万100戸となっており、酪農も8000戸減り1万6400戸しか残っていないとして「なぜ廃業が後を絶たないのか」とただしました。農水省の枝元真徹生産局長は「高齢化、後継者不足等によって離農した酪農家の頭数をカバーできなくなった」などと答弁しました。
田村氏は「なぜ担い手不足が起こるかが大事だ」と指摘。日欧経済連携協定(EPA)では、ハード系チーズの関税を16年目で撤廃、脱脂粉乳・バターでは1・5万トンの低関税輸入枠を設定することになり、「日本の畜産に大打撃を与える。こういう将来不安があるから、廃業が相次いでいる」と、政府の責任をただしました。
田村氏が「乳製品の輸入が増えれば、追い詰められた北海道の酪農家が共販外販売を通じて、無秩序に都府県に飲用向け牛乳を出すようになるのではないか」と追及すると、枝元局長は「懸念はあるかもしれない」と答弁。斎藤健農水相は「酪農家、肉用牛のみなさんが不安になるのもよくわかる」と答えざるをえませんでした。
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik17/2017-12-13/2017121302_04_1.html