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12月13日 13時10分

核・ミサイル開発を続ける北朝鮮をめぐって、日米両国の政府高官が会談し、北朝鮮に政策的な変更を迫るため、さらに圧力を強化するとともに、今週開かれる国連安保理の閣僚級会合で強いメッセージを出すため緊密に連携していくことを確認しました。

外務省の金杉アジア大洋州局長は13日午前、日本を訪れているアメリカ国務省のジョセフ・ユン特別代表と東京都内で会談し、北朝鮮が先に弾道ミサイルを発射したことなどをめぐって意見を交わしました。

この中で、両者は北朝鮮が国際社会の働きかけにもかかわらず、一貫して核・ミサイル開発を進めていることが明白になったという認識で一致しました。

そのうえで、朝鮮半島の非核化に向け、北朝鮮に政策的な変更を迫り、明確な意思と具体的な行動を引き出すため、さらなる圧力強化の必要性を改めて確認しました。

そして、今週15日に河野外務大臣が議長として出席し、北朝鮮問題を議論する国連安全保障理事会の閣僚級会合で、強いメッセージを出すため日米両国で緊密に連携していくことを確認しました。