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12月13日 14時16分

沖縄のアメリカ軍普天間基地に隣接する小学校のグラウンドに、飛行中のアメリカ軍のヘリコプターから窓が落下したことを受けて、山本防衛副大臣は防衛省で、在日アメリカ軍のマルティネス司令官と会談し、安全が確認されるまで同型機の飛行を自粛するよう申し入れました。

13日午前10時すぎ、沖縄のアメリカ軍普天間基地に隣接する普天間第二小学校のグラウンドに、飛行中のアメリカ軍のCH53ヘリコプターから窓が落下し、学校によりますと、児童1人が軽いけがをしたということです。

これを受けて山本防衛副大臣は、防衛省で在日アメリカ軍のマルティネス司令官と会談し、原因の究明と再発防止を求めたうえで、安全が確認されるまで同型機の飛行を自粛するよう申し入れました。

これに対し、マルティネス司令官はアメリカ軍のヘリコプターからの落下を認めたうえで、「事実関係をしっかりと整理し、それから対応を取りたい」と述べました。

会談のあと、山本副大臣は記者団に対し、「落下した状況や同型機の共通の問題なのかなど、いろいろな事実関係を確認したうえで、飛行停止に値すると判断すれば、直ちに飛行の停止を求める」と述べました。