安倍晋三首相は12日、鹿児島県の三反園訓知事らと首相官邸で面会し、9月に仙台市で行われた和牛の品評会で総合1位に輝いた「鹿児島黒牛」のヒレとサーロインの贈呈を受けた。ステーキを試食した首相は「肉汁がぎゅっとしてジューシーだ」と絶賛した。

 首相は、鹿児島産牛肉の輸出量に関し、日本と欧州連合(EU)の経済連携協定(EPA)交渉が妥結したことを踏まえ「これから(今まで以上に)EUにも出せますから」と述べ、実績をアピールした。

 同席した自民党の森山裕国対委員長が都内の鹿児島産和牛などを提供するレストランを紹介すると、首相は「(地元の売り込みと同様に)国会運営もスムーズにね」と笑いを誘った。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171212-00000554-san-pol