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北朝鮮と日米の間で緊張が高まる中、お笑いタレントの小藪千豊が日本の平和維持にかかわる非常に重要な指摘を行った。
憲法9条を大事にする改憲反対派って矛盾してない?

小藪千豊「憲法9条があるから戦争が起きない!と言ってる人が、今年の4月に(朝鮮半島有事)が起きる可能性が高まった時に、戦争が起きる!と言っていた。あれ?と。憲法9条があっても戦争が起きる可能性はあったし、世界中を見ると軍隊を持ってるけど戦争してない国はいっぱいある」 pic.twitter.com/JfP4vY23D4

— ブルー (@blue_kbx) 2017年12月6日

小藪千豊「2つの意見がありました。自衛隊を軍隊にすべきという人もいれば、いやいや憲法9条があるから今まで戦争がなかったという意見もあった。で、今も憲法9条がある。戦争ないのかなと思ったら今年の4月に『戦争なるかも!』って。憲法9条あるのに戦争なるかもってみんな言ってる。どっち?って思いました。ってことは憲法9条あっても戦争は起こり得うる。世界を見れば軍隊をもっているけど戦争していない国っていっぱいあると思う。でもそうじゃないって意見ももちろんあるからね…」

小藪千豊の指摘はもっともだろう。北朝鮮が次から次へとミサイルを飛ばしてきて、さらには不審船も多数目撃されるようになっている。乗組員の姿が見当たらないケースも多く、ウイルステロの恐れも否定しきれない。

金正恩は日本が何も反撃できないことを知った上でこのような攻撃を続けているのだ。皮肉にも平和を守るためにつくられた憲法9条が平和を脅かすことになった。
現状では安倍総理は憲法9条を改正して自衛隊の存在を明記したいと発言している。

これまで軍隊ではないとされてきた自衛隊が憲法に明記されれば歴史的に大きな変革が起きることになる。改正憲法の中身がどうなるかは分からないが、アメリカのように強い軍隊をもって国を守るという方針も検討されるかもしれない。

強気の憲法改正は弱者をターゲットにする金正恩には有効な対抗策として働くだろう。

ルールとは本来、周囲の状況変化にあわせて柔軟に変えていく必要があるもの。異常なまでに憲法9条にこだわる集団はここで潔く考えを改めたほうがいい。ミサイル発射や不審船の漂着で日本の平和が脅かされる中、憲法9条は有効に機能していない。