<山口県議>下関市議に重傷負わす 自民支部の忘年会で
12/8(金) 12:42配信

山口県議会の平岡望県議(44)=自民党、下関市選挙区=が、
1日夜に下関市内であった自民党下関支部の忘年会で同市の男性市議(69)と口論となって押し倒し、
左足首骨折の重傷を負わせていたことが分かった。男性市議は県警下関署に相談しているが、
取材に対し「正式に謝罪し、きちんと補償してくれればいい。(刑事告訴するかどうかは)
平岡県議の今後の対応次第」と話している。

忘年会には支部長の平岡県議や地元市議、安倍晋三首相の地元秘書や林芳正文部科学相の地元秘書ら
約20人が参加した。関係者によると、平岡県議は宴席で男性市議に「お前」と声をかけられたことなどに激高し、
男性市議を押し倒した。2人とも酒に酔っていたという。別の市議が止めに入って収まったが、
男性市議は痛みが引かないため4日に受診し、骨折と判明した。

平岡県議は8日、取材に対し「相手がけがをしているのは事実なのでおわびしたい。
後は弁護士にお願いしておりこれ以上はコメントしない」と述べた。

保守分裂となった3月の下関市長選では、平岡県議が選対に入った安倍首相の元秘書の新人が、
男性市議らが推す林文科相に近い現職を破り初当選した。
忘年会前に開かれた支部執行役員会では、市長選に関連した議論もあったという。
平岡県議は現在2期目。1996〜2014年、安倍首相の地元秘書を務めていた。
【上村里花、松田栄二郎】

12/8(金) 12:42配信 毎日新聞
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