奥港使用許可取り消し言及:小野寺防衛相「業者と十分協議し対応」
2017年12月1日 10:14
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(資料写真)小野寺五典防衛相

 【東京】小野寺五典防衛相は1日の記者会見で、沖縄県が名護市辺野古の新基地建設に関連して、
国頭村奥港の適正な使用を受注業者に文書で求めたことに、「内容をよく精査し、工事受注者とも十分協議をした上で対応したい」との考えを示した。

 奥港の使用については翁長雄志知事が11月30日に地域生活に影響が出ているとして、使用許可取り消しに言及している。

 防衛省は県から奥港の使用許可を得て、11月13日に辺野古の工事に使う石材を奥港で船に積載し、搬出した。
その際に騒音が発生したことや、地域住民の通行が制限されたことから奥区が使用反対を決議。
県は30日に、使用許可の際に村が付した安全管理計画などの条件が順守されていないなどとして業者に通知文書を出した。