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希望の党・階猛衆議院議員が11月7日にブログを更新し、与野党の質問時間について有権者総数に対する与党の比例得票が約24%だから「与党2:野党8」が「国民からすればもっとも」と主張しています。

階議員は「『お友達』には丁寧で謙虚-与野党の質疑時間」というタイトルでブログを更新し、トランプ大統領来日の際、安倍首相が「『お友達』であるトランプ大統領に対しては、どこまでも丁寧で謙虚」である一方、「自分に対抗する勢力にはまったく態度が変わります」と述べ、当初特別国会が8日間で閉会する予定だったことについて「丁寧な説明」「謙虚な姿勢」と矛盾している、と批判。

そして与野党の質問時間比の問題に触れ、与党2・野党8の割合が妥当である根拠をこのように主張しています。

階「有権者の総数約1億人に対し、今回の総選挙で与党が得た比例票は約24%です。この結果と国会本来の役割を考慮すれば、現在の与党2、野党8の割合こそ「国民からすればもっともだ」と言えるでしょう」

衆院選における自民党の比例得票数は約1,855万票で公明党は約697万票。合わせて約2,552万票で投票総数約5,575万票の45%程度を占めましたが、投票に行かなかった有権者まで含めて総数「約1億人」を母数とすれば「与党が得た比例票は約24%」だから与党2・野党8の割合が「国民からすればもっともだ」という主張は説得力を持って受け止められるのでしょうか。

階議員はブログの最後で予算委員会の理事を拝命する予定だとして「安倍政権が「お友達」に対してだけでなく、国民に対して「丁寧」、「謙虚」となるよう、厳しく対峙していきます」と決意を新たにしています。