岐阜県高山市選挙管理委員会はクマ対策として、22日投開票される衆院選の一部投票所に爆竹を配布する。
市によると、市内のクマの目撃情報は今年4月から今月12日までに計282件あり、昨年度の計100件を既に上回っている。

クマが出没した場合、爆竹を鳴らして驚かせ、投票所に近づかせないようにするのが狙い。
市内70投票所のうち、山間部や目撃情報のあった市街地に近い投票所など約30カ所に配布を予定している。
投票所への爆竹配布は前回2014年12月の衆院選から始めて以降、各種選挙で実施しているが、これまで実際に使用したケースはないという。

写真:高山市選挙管理委員会がクマ対策として投票所に配布する爆竹=岐阜県高山市の高山市役所で
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https://mainichi.jp/senkyo/articles/20171017/k00/00e/010/136000c