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2017/09/07(木) 22:00:24.60ID:CAP_USER9https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/213067
加計学園が愛媛県今治市で建設中の獣医学部キャンパスをめぐる疑惑について、学園側がようやく公の場に出てきた――。6日、今治市で定例市議会が始まり、国家戦略特区特別委員会に加計学園幹部3人が参加。出席したのは、柳沢康信岡山理科大学長(写真中央)と吉川泰弘新学部設置準備室長(同左)、渡辺良人法人本部事務局長(同右)だ。
市議会で加計学園関係者が獣医学部新設について説明するのは初めて。8月25日の文科省の審議会が学部設置認可を保留したのを受け、釈明に馳せ参じた格好だ。
委員の市議によると、獣医学部キャンパス内に設置予定のバイオハザード施設の安全性や、192億円の総事業費をめぐる“建築費水増し”疑惑について学園側から「問題なし」との“説明”があったという。
しかし、獣医学部問題が今年3月にメディアや地元住民の間で指摘されてから今に至るまで、学園側は、市議や住民に何の説明もしてこなかった。唯一、市が主催した4月の住民説明会に吉川氏がやって来たぐらいである。なぜ今になって重い腰をあげたのか。学園幹部の委員会出席が決まった経緯について、市議のひとりがこう明かした。
「9月1日の朝に菅良二市長が学園幹部3人を6日の委員会に呼ぶことを決めたという情報があるけど、とマスコミ関係者から言われました。私を含め、市議は誰もそんな話を市長から聞かされていなかったので驚きました。慌てて議会事務局に確認したら、事務局も知らないという。結局、その日の夕方に学園側から市に参加打診の電話があって、委員会メンバーの市議は4日に初めて、学園幹部が参考人として出席することを知らされたのです。参考人招致は委員会の採決で決めるのに、市長が勝手に話を進めていたのなら、おかしな話ですよ」
市議会では学園関係者の話を聞こうと以前から市長側に働きかけていたが、「学部新設の審査中だから」との理由で断られ続けたという。ところが、今回は急に決まったのだ。
菅市長は獣医学部新設の“旗振り役”。つまるところ、市議会を無視して加計幹部の参考人招致をブチあげたのは、獣医学部問題について「説明している」というポーズを見せるためじゃないか。「今治加計獣医学部問題を考える会」共同代表の黒川敦彦氏がこう言う。
「市も加計も、問題を説明した体で逃げ切れると思っているのでしょう。学園幹部は、委員会終了後に一言も話さず帰っていきました。我々の疑問に対して答えは返ってきていません」
市長と加計学園の茶番なんて誰も求めていないのだ。