「徴用工」発言で韓国に抗議
8/18(金) 16:49配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170818-00016797-houdouk-soci

韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領が、日本の植民地時代の徴用工問題について、個人の賠償請求権は消滅していないとの立場を示したことに対し、外務省が韓国側に抗議した。
文大統領は17日、就任100日目の会見の中で、植民地時代に、日本の企業で労働させられたとされる徴用工が、賠償を求めている裁判に関連して、問題は解決していないと主張した。
これに対し外務省は、韓国との間の財産請求権の問題は、1965年に結んだ日韓請求権・経済協力協定によって、「完全かつ最終的に解決済み」だとして、17日と18日の2回にわたり、ソウルの日本大使館を通じて、韓国政府に抗議した。

文大統領の発言は、問題は解決済みとしていた韓国政府の従来の見解を覆したもので、外務省は、発言の意図を慎重に見極めることにしている。