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8月9日に産経ニュースが掲載した民進党の平野博文元官房長官の取材記事における発言に対して、日本維新の会代表の松井一郎大阪府知事や足立康史衆議院議員が強く反発しています。

記事は民進党大阪府連代表の平野元官房長官に9月24日投開票の堺市長選について聞くという内容で、現職を推す方向の民進党と維新の候補が争うという構図であることから、平野元官房長官はいくつかの点で維新を批判していますが、これに納得できないとする松井府知事や足立議員が「おかしい」と反論している形です。

平野元官房長官は「大阪の財務体質が弱くなっている」と指摘、「府民のあらゆる生活指数が落ちていっている」として「本当に住みよい大阪、活力のある大阪になるのか疑問だ」と述べていますが、松井代表と足立議員はこれが事実と異なると指摘しています。

松井「大阪府の財政が弱ってる？何を根拠？橋下知事時代から僕が引き継いだ、この9年間大阪府は黒字決算であり、減債基金も財政調整基金も積立ており、確実に大阪府財政は良くなっています。大阪選出の国会議員なんだから、大阪府財政状況ぐらいは勉強してインタビュー受けて貰いたいものです。」

足立康史議員は「大阪府の債残高の推移」「大阪府の借金の推移」「太田不正の借入と橋下松井改革による復元」といったグラフを添付してこのように述べています。

足立「それにしても腹が立つのは、民進党の大阪府連代表を務める平野元官房長官のインタビュー記事。あのな　私の国会質疑でも見て、勉強してから出直して来い」

また平野元官房長官が大阪都構想に反対か？という記者からの質問に「何のためにやるのか」「住民が否決した住民投票をもう一回やるというのは、何の根拠があるのか。住民をバカにしている」と答えているのに対し松井代表はこうコメント。

松井「「都構想を再び,,,市民をバカにするな」？？大阪では共産党のみならず、自民党と野合談合する民進党こそ府民をバカにしてるでしょ。」

足立議員は平野元官房長官の発言に怒りを隠そうとせず、「次の解散総選挙ではウソを徹底的に炙り出してやる」と攻撃に転ずる姿勢を見せています。

足立「次の解散総選挙では、辻元清美議員とともに平野博文議員のウソを徹底的に炙り出してやる　原田副大臣の姿勢もだ」