ティラーソン米国務長官が北朝鮮に対話を求める考えを示したことについて、菅義偉官房長官は2日午前の記者会見で「北朝鮮への圧力を強化していく考え方を説明する文脈の中で言われた」としたうえで、「今は圧力を強化することが必要な時期だ」との認識を示した。

 菅氏は「北朝鮮との意味ある対話のためには、北朝鮮が非核化に向けた真剣な意志や具体的な行動を示すことが極めて重要だ」と指摘。「対話と圧力、行動対行動の原則の下、朝鮮半島の非核化に向けての具体的な行動をとるよう、強く求めていきたい」と述べた。

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