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7月24日の衆議院予算委員会で、民進党の大串博志政調会長が安倍首相とのやり取りの中で山本担当大臣が答弁を始めたことに抗議、絶叫を繰り返す場面がありました(画像は衆議院より)。

これは加計学園による国家戦略特区申請の事実を安倍首相がいつ知ったのか、という点について大串政調会長が首相を厳しく追及している際に、答弁を求めていた首相ではなく委員長が山本担当大臣を指名したことから、大串政調会長が立ち上がって叫び続けたというもの。

大串政調会長はまずパネルを用いて人物相関図を示すと安倍首相と加計孝太郎理事長が特別な関係なのではないかとして疑いの目を向け、「第2次安倍政権における安倍総理と加計理事長の接触記録」を提示。それによると安倍首相と加計氏は2015年に7回会っていたとして「これだけの接触をしている中で一度も加計理事長との間で獣医学部新設の申請が話題にも上らなかったのか」と疑いの目を向けます。

安倍首相は「加計さんとは政治家になる以前からの友人であるが立場を利用して何かを成し遂げようとしたことは一度もなかった」としてそもそも加計学園が国家戦略特区への申請をしていると知ったの自体が今年の1月20日だったと回答しましたが、大串政調会長はこれを信じようとしません。

「にわかには信じられない」と疑念の目を向ける大串政調会長に対し安倍首相は国家戦略特区への申請としては今治市としての議論であったため事業者はその段階で決まっておらず、検討段階で加計学園という認識はなかったとしていました。

しかし大串政調会長は再度「(加計学園の)申請を知ったのはいつですか。答えて下さい」と安倍首相に迫ります。するとここで委員長が山本担当大臣を答弁に指名したのです。すぐに立ち上がり激しく抗議する大串政調会長。

大串「ちょっと、ちょっと待って下さい!ちょっと待って関係ない!総理の頭の中で、総理の頭の中で、総理の頭の中ですから関係ないですよ!総理の頭の中ですから!(答弁を始める山本大臣)関係ないですよぉ!関係ないですよぉ!やめてくださいよぉ!総理がいつ知ったかだから!関係ないですよ!止めて下さいよこんな答弁!!総理がいつ知ったかなんだからぁ!!関係ないですよ!!関係ないですよ!!委員長これ、総理ですから!総理がいつ知ったかですから!止めて下さいよ委員長!止めて下がってください!下がってくださいよ!下がって下さい!!私の質問時間なんだから!!私の・・・総理がいつ知ったかなんだから!止めてくださいよ!(ここで山本大臣答弁終了。席へ戻る。)」

大串政調会長はその後再度安倍首相に答弁を求めましたが、安倍首相の答えは「申請を知ったのは1月20日の特区諮問会議だった」と変わらず、大串政調会長は結局「私は真実じゃない答弁をされてると思う」などと納得しない様子を窺わせていました。