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民進党の蓮舫代表が7月18日の会見で二重国籍問題について日本国籍の選択宣言日を戸籍によって示したことから、改めてその違法性に焦点を当てた質問が複数出ていましたが、蓮舫代表は責任を取ること無く「反省している」で押し切ろうとしているようです(画像は会見開始直後に緊張した面持ちの蓮舫代表。民進党動画より)。

「反省している」で逃げ切り?自分に甘い体質露呈

蓮舫代表に対しては国籍の選択宣言日が2016年10月7日であったと改めて証明されたことによって、それまで二重国籍状態にあったことが自ずと明らかになった形ですが、これに付随して2004年の選挙公報に「台湾籍から帰化」と記述されていた点も合わせて何らかの政治責任を取る必要があるのではないか、との見解が複数の記者から寄せられていました。

中には「きちんと説明しないまま来て戸籍の開示という話になったらこれを私人にまで拡大するのは問題のすり替えではないのか」との厳しい質問も出るなど蓮舫代表への風当たりの強さが鮮明になっていましたが、蓮舫代表の口から自身の政治責任に関する明確な言及はなく、「故意に怠っていたわけではない」「深く反省している」「引き続き理解を頂けるように説明していく」などと語るばかりで、どうやら謝罪だけで済ませるつもりのようです。

折しもオーストラリアでは二重国籍を理由に議員が2名、辞職を表明したばかりのタイミングであるだけに、蓮舫代表に対しては政治責任を取る必要性に言及する質問もありましたが、オーストラリアの議員の件については「(オーストラリアの議員辞職の件は)憲法違反の話だったと思う」と日本の事情とは異なるとの見方を示しかわそうとしていました。

開き直りとも言える無責任な態度は早くも多くの人から批判を浴びているようですが、ここで思い出しておきたいのが先日、稲田防衛相に対し蓮舫代表が辞任を求めていた際の発言です。都議選の応援演説で「防衛省・自衛隊としてもお願いしたい」と稲田防衛相が発言していたことに対し、6月末に蓮舫代表は「撤回しても一度言ったことは取り戻せません。これはアウトだと思います。(中略)即刻辞任すべきだと思います」と厳しい姿勢を示していたからです。

他人に厳しく自分に甘い民進党の身勝手な体質を党首自ら露呈したとも言える蓮舫代表の「反省している」で逃げ切ろうとする姿勢を認めるべきではないとの声が聞かれており、議員辞職はおろか代表の辞任さえ考えていないとばかりの態度に納得出来ないという人は少なくありません。

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