政府は14日、欧州連合(EU)との経済連携協定(EPA)交渉が大枠合意したことを受け、安倍晋三首相を本部長とする関係閣僚会合を首相官邸で開いた。

 欧州産のチーズや豚肉などの自由化による影響が見込まれるため、畜産農家らを対象にした支援策を検討する。

 安倍首相はあいさつで、「アベノミクスの新たなエンジンが動きだす」と述べ、大枠合意の成果を強調。「関係者の不安を払拭(ふっしょく)するよう合意内容を正確・丁寧に説明していく」とした上で、「守る農業から攻める農業に転換し、意欲ある生産者が安心して生産に取り組めるものにしていく。万全の対策を講じていく」と語った。 

7/14(金) 10:49配信 
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170714-00000037-jij-pol