民進党の枝野幸男憲法調査会長は13日、BS11の番組収録で、憲法9条1、2項を残したまま自衛隊を明記するとの安倍晋三首相の改憲提案について「そもそも勝手に(憲法)解釈を変えたものを事後的に条文改正で追認するやり方は立憲主義を二重に破壊するものだ」と批判し、集団的自衛隊行使を可能にした憲法解釈変更をまず撤回すべきだと主張した。

 
 枝野氏は「首相は、自衛隊は地球の裏側まで行って戦争できるという解釈をした。その解釈を前提に自衛隊を明記したら追認することになる」と指摘。民進党内に首相の提案に賛同する議員は「いないと思う」と述べた上で、「専守防衛を超えるようなものを正当化する話に賛成する余地はない」と語った。 

7/13(木) 17:37配信 
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170713-00000110-jij-pol